Zuma Beachへの途中にPepperdine Universityがある。
今年も大学の敷地内に3000本弱の星条旗が並んだ。
これは9/11の同時多発テロで亡くなった被害者の人数だそうだ。
アメリカでは一日中追悼番組が放送された。
アメリカ国民がどれだけこのテロによって人生を変えられたのか。
また90年代のクリントン政権時代に栄華を誇ったアメリカが
この事件をきっかけに揺れ動いたのではないだろうか。
過去数十年に渡るアメリカの中東油田の利権をめぐる
ブッシュ家とピンラデン家のつながり
さらには米政府とアルカイダの醜い関係をあぶり出した。
当時様々なテレビ局でツインタワーが炎上する映像が流されたが
被害者や若年層への影響を考慮して放送が自粛された。
しかし、今年はNBCが特別番組として
事件当時のツインタワーで消防士を取材していた
ドキュメンタリー映画の映像を放映していた。
日本で放映されるのかわからないが、10年前の悲劇の現場が
生々しく映し出され、当時の胃がむかつくような感じが思い出された。
まだ事件は終わっていない。
当時ツインタワー崩壊後の救助活動にかかわった人々たちの中には
毒物を含んだ粉塵を吸ったことが原因で、肺気腫や肺がんなどに冒されいるのだ。
グランドゼロの再建が始まっても
アメリカの再建にはまだ遠い道のりだ。
テロからの攻撃に武力で対応したブッシュ政権の尻拭いをしている限り
国内へのテコ入れに余裕は無い。
そして世論はオバマを選んだことを失敗だと思い始めている。
2012年大統領選挙。
強いアメリカを求めるのか、
賢いアメリカを求めるのか。
その選択は国民にあることを9/11に考えた。
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